Change Pharma〜転職日記〜

薬剤師が保健所に転職をするにあたり、地方公務員の試験に合格をする必要があるため、各自治体の採用試験の内容や募集人数、就職後のしごと内容などを予めきちんと理解することが大事です。近頃は、待遇の良い自治体の採用試験に応募者が殺到する傾向がありますが、医療関連の職種に関しては、経験者が有利になることが多いため、在職中から将来に向けたスキルアップに励むことが何よりも大切です。

また、保健所の薬剤師の役割は、それぞれの自治体の政策や事業内容などによって大きな違いが出ることがあるため、少しでも応募先の選び方に迷っていることがある場合には、興味のある自治体のホームページやパンフレットなどに日ごろから目を通しておくことが肝心です。

一般的に、薬剤師の専門的なスキルが要求される保健所の業務としては、地域内の保健活動や公衆衛生に関することなどがあります。なお、自治体によっては数年以上の実務経験がある人材を対象とした中途採用の試験が行われることがあるため、長年にわたり病院や薬局などで働いたことがある場合には、積極的にチャレンジをすることが有効です。

その他、管理職への登用の機会が恵まれている自治体の特徴を調べることも良いでしょう。